ボカロでシューゲイザーつくるとボカロゲイザーって言うらしい
こんにちは。
曲が出来た経緯はリンク先にほぼ書いてありますので、こちらではその他の事を書きたいと思います。
一応シューゲイザーのつもりでつくったのですが、シューゲの定義が結構曖昧らしいので、とりあえず空間系エフェクターを比較的多めに使っていればシューゲでしょ?という主観で話を進めていこうと思います。ガチ勢の方がお読みでしたらスミマセン。
使っているエフェクトはフランジャー、フェイザーキャビネット、コーラス、ディレイ、ルームリヴァーブ、EQ 、クランチな設定のアンプシミュとPanです。ちょっと漏れてるかも知れませんが大体こんな感じのはずです。全てStudio One 5に入っているモノです。
ベースは弾いてなく、打ち込みのダブルベース(コントラバス)の弓弾きにエフェクトをかけたモノです。コレは個人的に結構面白かったです。またやろう。
イントロ使用楽器 : ローズピアノ、ドラム、ギター、ダブルベース。とその前にライドシンバルとタムの逆再生音とフィードバック音です。
まずローズピアノ。イントロのフレーズはローズなのですが、全く同じフレーズを2トラックつくり、1つをセンター、もう1つをちょっと音を小さくしてPanをかけてます。
ギターは3本入れてます。1本は空間系をいっぱいかけてコードを弾いているモノを左右の奥の方へ置き、やや左にクリーンにトレモロをかけてアルペジオを弾いているモノ、その逆側にクランチでパワーコードを弾いているモノを配置しています。
この曲のキーはAなのですが、パワーコードの人差し指のポジションが1小節ごとに半音づつ(6弦5フレットから2フレットまで)下がってます。
聴こえ難いですが、同様にダブルベースも最低音ポジションが同じ音階で下がっています。加えてフェイザーキャビネットでグニャグニャになるようにエフェクトをかけています。
次はAメロ。ここはドラム、ギター、ボカロのみで、ダブルベースは入れてません。
ギターは5、6弦のみで音の組み合わせは全て1度と3度の組み合わせ。トレモロをおもいっきりかけてます。揺れてればシューゲでしょ?という雑な発想です。
ボカロは主旋律が初音ミクでオクターブ下がMEIKO V3を使っています。少しダウナーな感じを出すにはミクではなく、MEIKOじゃないと出ません※個人の感想です。Panとコーラスのdoublerをかけてます。関係ありませんがコーラスのdoublerは自作曲のほぼ全てでかけてます。
ドラムはルームリヴァーブを深めにかけてます。ドラムは1曲通しで同じエフェクトです。最後まで変化はありません。
次はブリッジを介してBメロ?です。
Aメロの編成にイントロの左右に振っているエフェクト盛りコード弾きギターとトレモロアルペジオギター、ダブルベースを加えています。
コードはC#m B A F#m Eを使っているハズです…進行はちょっと失念…。こちらもパワーコードは5、6弦、1、3度の組み合わせで弾いています。
ダブルベースはグニャグニャフェイズキャビネットを外し、フレーズがハッキリ聴こえるようにしたかったのですが、もう少しエフェクト外してもよかったかなぁ、と思ってます。
アウトロ。こちらはイントロのローズのフレーズを軸に何周かしています。
最初の変化で適当ギターソロを追加。キーAですがA7ペンタで超雑に弾いてます。雑すぎて音絞りました。弦も多分2年くらい交換してません…。
次の変化でローズ、ドラム、ダブルベース、チェロ、フレンチホルンの編成になります。
ローズ、ドラムはそのままですが、その他の楽器は1小節半音づつ、Aから上のAまで計12小節上がり続けます。左にダブルベースを4分、右にチェロを8分で配置しています。
ホルン隊は8分の12?で1小節でA〜上のAの12半音を上がり、それをPanさせたモノをループさせています。
このアウトロの構想はつくり始めた時にはなく、送っていただいたイラストに触発されて出来ました。てか○ day in the lifeじゃん…。パク…オマージュです。
ラストはギター1本です。このギターはかなりベタですが、最初にイラストから受けた印象を音にした感じです。ベタなのは自分の表現力の問題です。それが何でシューゲになったのかはよくわかりません。因みにイラストのタイトルは「ねむい」です。
ん?ねむい→dream pop→シューゲ?
歌詞はいつもなんとなくです。特に意味はありません。
たぶん以上です。
最後までお読みいただいた方、また動画のご視聴いただいた方がいらっしゃいましたらありがとうございました。